カルニチンと筋肉

カルニチンと筋肉

カルニチンと筋肉

カルニチン筋肉の増加にも効果が期待できるそうです。

 

 

◆血流量の増加

カルニチンには、使っている部分の筋肉への血流量を増やし、
酸素や栄養素の運搬量を増加させる効果があります。

 

その結果、疲労や筋肉のダメージを防ぐ働きもあると考えられています。

 

 

◆テストステロン増加

さらに最近の研究では、カルニチンを摂取することによって、
筋肉内のアンドロゲン・レセプターといわれる
男性ホルモンの受容体の数が増加したことが認められています。

 

そして、テストステロン(男性ホルモン)が
アンドロゲン・レセプターに結びつくことで筋肉の成長を促進することになります。

 

つまり、アンドロゲン・レセプターの数が多ければ、より筋肉の増加が促進されます。

 

 

◆BCAA代謝の抑制

また、筋タンパク質に多く含まれる
分岐鎖アミノ酸(BCAA)と脂肪酸の代謝の関係は競合関係にあります。

 

つまり、脂肪酸の代謝が増進すれば、BCAAの代謝が低下することになります。

 

BCAAの代謝が低下するということは、すなわち筋タンパク質の分解が抑制されて
筋肉量の減少を防ぎ、逆に筋肉量が増加することも期待できます。

 

 

◆グリコーゲン消費の抑制

カルニチンを摂取すると、体の基礎代謝が高まるとともに、
筋肉中のグリコーゲンの消費を抑制するという働きがありあます。

 

グリコーゲンとは、筋肉中に蓄えられているエネルギーで、
筋トレなどの無酸素運動を行うと、筋肉中のグリコーゲンがすぐに消費され、
一時的に枯渇した状態となってしまいます。

 

そして、筋肉中のグリコーゲンが枯渇した状態が続くと、
筋肉の疲労回復が遅くなり、筋肉の発達が遅れ、筋力自体も低下します。

 

カルニチンを摂取することで、
筋肉中のグリコーゲンの消費が抑制されれば、
筋肉の疲労回復が早まり、筋肉の合成力も高められるのです。

 

 

以上の4つの観点から、
カルニチンは筋肉量の増加が期待できると言っていいでしょう。

 

 

カルニチンは脂肪燃焼だけでなく、筋肉の増加も期待できることから、
アスリートや筋トレ好きの人にもオススメの成分です。