カルニチンの副作用と効果・効能
カルニチンとは
カルニチンはアミノ酸の一種で、
筋肉細胞に多く存在しており、脂質の代謝に必要不可欠な成分です。
カルニチンは骨格筋を中心に、肝臓、腎臓、
心臓、脳などに含まれており、エネルギー産生に役立っています。
カルニチンの合成は肝臓、腎臓、脳でのみ起こり、心臓や骨格筋は、
カルニチンを合成できないため、血液中のカルニチンを取り込んで利用しています。
元々は、脳に効果がある成分としてカルニチンは注目されていましたが、
近年の研究によって、脂肪燃焼効果が明らかになりました。
しかし、カルニチンの合成力は、加齢により低下し、不足していきます。
カルニチンが不足するとエネルギー産生効率が悪くなり、
体のだるさ、息切れ、疲労感など原因となります
カルニチンの体内での合成量が最も多くなるのは20歳代で、
その後徐々に減っていき、60歳になると20歳の頃の約60%にまで減少します。
中年になり、太りやすく痩せにくいのは
カルニチンの不足も大きく影響しており、生活習慣病のリスクも高まります。
詳しくは、「カルニチンとは」へ
カルニチンの副作用
カルニチンには副作用はあるのでしょうか?
カルニチンは元々人間の体内で生成できる栄養素なので、
安全性が高い栄養成分であるといえます。
羊肉や鹿肉、牛肉、豚肉、鶏肉などに多く含まれているため
多めに摂取しても問題となるような副作用はありません。
そのうえ、サプリメントから摂取しても、
副作用が出る可能性は少ないと考えられています。
詳しくは、「カルニチンの副作用」へ
カルニチンの効果・効能
カルニチンには、様々な効果・効能があります。
・脂肪燃焼効果
・筋肉分解を抑える効果
・筋肉増加の効果
・記憶力の増強
・脳の老化防止
・運動能力の向上
・高脂血症の予防や解消
・抗酸化作用
・心不全、狭心症、心筋梗塞の予防
・動脈硬化の予防
・循環器疾患を改善
以上のような、カルニチンの効果・効能を得るには、
ただ摂取すればいいのではなく、適切な摂取量や摂取タイミングが必要です。
詳しくは、「カルニチンの効果・効能」へ