カルニチンと脂肪燃焼

カルニチンと脂肪燃焼

カルニチンと脂肪燃焼

カルニチンと脂肪燃焼

カルニチン脂肪燃焼に有効です。

 

 

そもそも、脂肪細胞は、白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の二種類があります。

 

 

白色脂肪細胞は、体の大半の脂肪細胞を占めており、
余ったエネルギーを脂肪として体内に蓄積する働きがあります。

 

 

胎児期・乳児期・思春期に集中して増殖する細胞で、
一度作られると数は減少しません。

 

 

ダイエットにおいて、脂肪燃焼の標的とされるのが白色脂肪細胞なのです。

 

 

一方、褐色脂肪細胞は、背中から肩甲骨、首周り、胸などに存在する脂肪細胞で、
エネルギー熱に変換する役割を持っており、加齢とともに減少していきします。

 

 

そして、脂肪燃焼のメカニズムとして、

 

@ノルアドレナリンやアドレナリンなどのホルモンが分泌され、
  脂肪分解酵素「リパーゼ」が活性化することで、
  脂肪細胞から脂肪酸が血液中に飛び出します。

 

A分解された脂肪細胞から放出された
  脂肪酸が筋肉細胞中のミトコンドリアに運ばれます。

 

B筋肉細胞中のミトコンドリアで、
  脂肪酸⇒エネルギーへ変換されて燃焼されます。

 

 

この流れがスムーズにいくことで
脂肪燃焼が促進され、体脂肪が燃えてくれます。

 

 

ちなみに、脂肪が脂肪酸に分解されても、
燃焼できなければ再び脂肪へと戻ってしまいます。

 

 

カルニチンと脂肪燃焼の対策

カルニチンは、脂肪酸の運搬をの働きを効率的にし、
脂肪燃焼を効率的に促進します。

 

 

ちなみに、脂肪酸はそのままの形では、ミトコンドリアに運び込まれません。

 

 

脂肪酸はアシルCoAに変換され、
カルニチンと結びつくことによって、アシルカルニチンに変換されます。

 

 

そして、アシルカルニチンになって、はじめて、ミトコンドリアに入ることができます。

 

 

ということは、カルニチンが不足していると、いくら頑張っても、
脂肪酸がミトコンドリアに運ばれず、脂肪燃焼できないということになります。

 

 

カルニチンは、体内で合成されますが、
加齢によってだんだんと合成能力が低下し、
特に30代以降になると合成力の衰えが加速します。

 

 

そうなると、不足してくるカルニチンを積極的に外から摂取する必要があります。

 

 

その場合は、サプリメントでの摂取がいいでしょう。

 

 

特に、運動の30分〜1時間くらい前に、カルニチンを1000mg〜2000mgくらい摂取すれば、
脂肪酸のミトコンドリアへの運搬がスムーズになり、脂肪燃焼が活発になるでしょう。